11月の実習会を開催しました
こんにちは、義歯専門歯科技工所ルーファスデンタルの早澤です。
今日は11月26日(日)に開催した実習会の開催報告をしたいと思います。
今回も遠方より石川県、茨城県から2名と合計3名の方が参加してくださいました。
しかも、茨城県からお越しの2名の方たちはそれぞれに参加申込みをいただいたのですが、昼食の焼肉屋さんで「同じ時期に技工学校に通っていた先輩・後輩である」ことが判明するという驚きもありました。
実習会ではいつもと同じように午前中は顔合わせも早々にワンピースフレームのワックスアップからスタートし、その後お昼休憩までの時間にスライドにて角度設計の概要説明を聴いていただきました。
午後からは皆さんに持ってきていただいた臨床模型も使って、診査・設計・ブロックアウトの実習をおこなったのですが、どの模型も「これこそ角度設計の効果が出せる」という興味深いケースが多かったです。
最後に鋳造したワンピースフレームの形態修正をして、維持装置を明確に機能させるために「適合調整」「維持力調整」と別々の調整用模型を使って維持装置を完成させました。
今回からクラスプ維持部のブロックアウト方法を更新させたこともあり、みなさんが「スッと入ってスカスカせずに、スッと外せる」バランスの良い維持装置製作を体感していただけたと思います。
※実習会当日用のパラサームをお貸しくださいました「GROW」様に感謝いたします。
受講者様からのメッセージ
クラスプ下縁のブロックアウトや機能ごとに内面調整箇所を区別する方法を勉強したことで、初挿入時のアンダーカット調整がいらず、ギチギチ、グリグリ感もなくなりストレスフリーになりました。
(23/12/3 にいただいたメッセージ)
次回の実習会は来年1月21日(日)に開催しますが、満席となっております。
4月or5月に改めて開催を企画しますので、これまで義歯を作って来られた方も、これから義歯製作を始めようと考えている方も、ぜひ実際に手で触ることができる実習会にご参加ください。