5月にワイヤークラスプ実習会を開催しました

 こんにちは、義歯専門歯科技工所ルーファスデンタルの早澤です。
 今日は5月25日(日)に開催したワイヤークラスプ実習会の報告をしたいと思います。


 5月25日の実習会には千葉県、石川県、静岡県からワンピースフレーム実習会も受講されている3名の方が参加されました。
 今回は新しく22度まで計測できる角度計の「Angle Scale 22」を使って、初めてワイヤークラスプでの実習会を開催しました。
 この実習会は今までのワンピースフレーム実習会とは違い、義歯の設計からブロックアウト、ワイヤー屈曲、義歯重合、そして最後に維持力確認と、義歯製作の最初から最後までを順番に進めていきます。
 ワイヤークラスプの実習会ということで屈曲の精度を求めてしまいがちですが、ルーファスデンタルの設計方法ではそこまでの適合は必要なく、大事なポイントだけ押さえていれば十分な維持力を確保できるようになっています。
 実習の合間には技工士の健康管理方法やおじさんの恋話などで盛り上がりながら、最後に義歯の形態修正をしてワイヤークラスプの維持力を確認しました。
 光にかざせば模型とワイヤーの間に隙間はありますが、「維持力に適合は関係ないでしょ?」なんて話しながら1日の実習会を無事終了しました。


 次回以降の実習会は6月にワイヤークラスプ実習会と7月にワンピースフレーム実習会の開催を予定しています。
 どちらの実習会も特別に器材や材料を用意することなく誰でも簡単に次の日からの義歯作りに活かせるような内容になっています。
 現在角度計をお持ちでない方には「Angle Scale 22」の紹介もできますし、アナライジングロッドを曲げるだけで角度設計ができるような方法もお伝えできますので、ワイヤークラスプの屈曲が苦手な方こそぜひルーファスデンタルでおこなっている角度設計を体験してみてください。
 詳しい実習会の内容はページバナーからご覧いただけます。

Angle Scale22

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